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前回の話
前回の話
⑥へつづく
医療の提供を当たり前に受けている家庭なら
不可思議で違和感だらけ
なかには、気持ち悪いと思う人もいるかもしれない
仕方のないことだけれどこれが我が家の常識であり
私が育った環境でもあるのです
それだけマインドコントロールの力は絶大なもの
薬だけではなく手術の麻酔やレントゲンさえNG
親知らずのをとるための麻酔でさえ、拒否するような親
納得して入信しているのならまだしも
私は、納得なんかしていない
子どもに医療を受ける権利なんて与えられない家庭で育った私たち兄妹
特に祖母はマインドコントロールが強くかかり
熱狂的な信者でした
救急車をすでに呼んでいると言ったら
激昂するかもしれない
だからと言って嘘や「忘れ物した」なんて言って
はぐらかすのはよくない
あとからどうせ知られるのだから…
とにかく兄を助けなきゃ…!
この時、こんなことを色々考えながら
走っていたことを覚えています
入信のきっかけは、
祖母の夫(祖父)がステージ4のガンになったこと
信者からの甘い言葉をささやかれ
その当時藁にもすがるおもいで入信したのだと思います
私が生まれた時には、祖父は亡くなっていました
50代で亡くなったそうです
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