子育てで悩んだ結果わかった事 前編




長女が3歳の頃の話です。
その年に次女が生まれました。

夫は育児に非協力的で
親も県外で頼る相手はいませんでした。
そんな時私の身体も変化が出て何を食べても噛み終えたガムのように味がしなくなりました。



私の2人育児はか弱い新生児を優先してしまい
長女には寂しい想いをさせたと思います。



赤ちゃんの頃から笑顔をたやさないおっとりした長女でした。



次女に髪の毛を引っ張られても噛まれても決して怒らず

赤ちゃん返りもなく

もっと自分の気持ちを言っていいんだよ、

もっとわがままをいってもいいんだよと私が思う程でした。


下の子の存在というものが出来た時から、

母にも妹にもとにかく気遣う子でした。


当時は妹に比べてるとはるかに大きな身体の長女。

でもまだたったの3歳。




今でもふと当時を思い出します。


お母さんと妹に優しくしてくれてありがとう、沢山遊んであげれなくてごめんなさいの言葉が入り混じって、涙が出てしまいます。




長女は14歳になりました。

もう抱き締めることも手を繋ぐことも恥ずかしいといってしてくれなくなりました。


過ぎ去った日々は取り戻せないけれど
子供が言いたいけど言えないことを親が忘れてはいけない


自分なりにせいいっぱいやっていても、それを評価するのは子供だということ。


子育てに正解はなく、今やってる事の結果が出るのは早くて10年、30年40年先までどうなるか分かりません。


でもこれだけは長女がお腹にいる頃から変わらず言い続けている言葉があります。

きっと死ぬまで言い続けると思います。


「長女、大好きだよ」
「どんな時でも長女の味方だよ」
「私を母親にしてくれてありがとう」